東京都の青少年健全育成条例改正案、継続審査へ。

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東京都の青少年健全育成条例改正案ですが、継続審査とすることを決定したようです。
これにより、30日に開かれる本議会への条例改正案提出は見送られることとなり、6月開催の議会に先送りとなる模様です。
↓詳しくは以下のリンクを参照してください。
●東京都の青少年健全育成条例改正案、継続審査が決定(INTERNET Watch)

とりあえず、今回の議会での成立は無くなったようで、とりあえず一安心ではありますが、改正案自体が否決されたわけではないので、引き続き今後の動向も注視する必要があります。

今回の「東京都の青少年健全育成条例改正案」について、「そもそも何がどう問題なの?」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にお勧めなのが以下のリンク先です。
時系列に沿って大変解り易く説明しておられます。
↓以下のリンクからジャンプします。
●「非実在青少年」問題とは何なのか、そしてどこがどのように問題なのか?まとめ(Gigazine)

著名漫画家を始め、大手出版社、さらには社団法人日本図書館協会や日本ペンクラブ等までが反対声明を出し、朝日新聞の1面で大きく取り上げられたこの問題ですが、そもそもはネット上で問題の周知があり、それが驚異的な速度で周知されたことが大きいと思います。

それにしても、上記Gigazineの記事に詳しく記述されていますが、規制推進派の言い分があまりに酷い。
吐き気をもよおす程です。

自分の価値観を語るのは自由です。しかし、自分の価値観のみが正しいと主張し、他の意見を一切受け入れない、という考え方は、明らかにおかしいと思うのは私だけでしょうか?

一部の成人向け作品には、過激な表現がある作品もあるでしょう。
そういった極端な例のみを持ち出して、
「どうせ他のマンガもアニメもゲームも似たようなものだろう。だからいちいち全部の作品を見なくても結論は一緒だ!良くない物だ!全廃!全て抹殺せよ!」
というのは、あまりに極端ではないでしょうか?

誤解を避けるために書かせていただきますが、
私は、個人的に、一部の作品においては、性描写の対象や方法に「問題のあると判断される危険性のある」作品があるとは思います。
ただ、だからといって「マンガ・アニメ・ゲームは全て悪者」とされている事態が納得行かないのです。
それに、過激な作品はアダルト向けとしてすでに区分されているのでは?
一部の過激な作品を例に挙げ、それを理由に全てを消し去ろうとするなど、あまりにも乱暴ではないのかと。

こういった規制の動きは、今まで何回も繰り返されてきたことです。
規制推進派はおそらく「2次元殲滅」が目的なのかもしれません。

メディア芸術(平たく言えば2次元)が好きな方は、危機感を持ち続けた方が良いと思いますよ。

最後に、この条例案に関しての社団法人日本図書館協会と日本ペンクラブの反対声明を掲載しておきます。

●「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」について(社団法人日本図書館協会)

●東京都青少年条例改定による表現規制強化に反対する(日本ペンクラブ)



私だって政治的な案件に関したことをブログで書くつもりなぞ無かったのですが、今回の件はどうにも我慢ならなかった。
特定のものに入れ込んでいる人間を「気に食わないから」という理由で「オタク」という用語で侮蔑し、あまつさえ法で禁止する。私は、そう感じました。
やりきれなかった。
悲しかった。
「お酒を飲んで殺人を犯した人間が居る。だからお酒は飲むのも持つのも禁止しよう。」
そう言ってるのと同じじゃないの?
なのに対象がマンガ・アニメ・ゲームなら「オタクが好きなものだからOK。むしろ消してやれ」っていうコトになっちゃうの?

そんなのおかしいと思うんだけどなぁ。
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Posted byHapiBeat

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